アップデート出来ない人の特徴6個

自分をアップデート出来ているか?
現在55歳、出来る限りアップデートしていきたいと生きている。
中3の娘に「ママが母親で良かった」と言われた。
嬉しい言葉だが、逆に夫・義姉・義母は受け入れられないという事なのだ。
何故か?の1番の理由は「超昭和過ぎて、理解してもらえないから」だそうだ。
では、身近に感じている「アップデート出来ない人」の特徴を書いていこう。
ちなみに実母もそのタイプの典型である。
出来ない理由を年齢のせいにする
とにかくよく聞くセリフがある。
「もう50歳だから」「いやー年齢には逆らえないわ」「年だから分からない」
デジタル音痴なんだが、夫も義姉も私より年下(夫6歳・義姉4歳下)。
それでも「年だから仕方ない」と言う。
いや、年上の私はやれているんだが…と思う。
体の調子が悪ければ「もう年だから」「年には敵わない」
朝ごはん食べない、深酒の日々、ヘビースモーカー、胃が痛くてもアイスコーヒーがぶ飲み、腰が痛いと言いつつソファで寝落ち(下手すれば床に落ちている)、深夜の飲食…あげればキリがない生活をしているからだろう。

自己管理出来ていないのを、年齢のせいにしているだけだ。
スマホ操作も「この年じゃ覚えられない」というが、黒柳徹子さんの様に高齢でもインスタやって楽しんでいる人も多くいる。

何でも出来ない…というよりやらない理由を年齢のせいにするのだ。
新しい事を受け入れる気が最初から無いし否定する

デジタルもそうだが、キャッシュレスや多様性なども最初から受け入れる気持ちが全くないと感じる。
キャッシュレス化をニュースで見れば
「現金が1番!現金が世の中から無くなる事はない」と言い切る。

現金派なのを否定するつもりはないが、アップデートしない人たちはキャッシュレス化もそれを利用する人たちも否定する。
確かにカード払いは多額の借金を背負うリスクもあるだろう。
でも多くの人は計画的に使い、カード明細をうまく利用し、ポイントも貯めて上手に生活している。
現金派が1番信用される!と未だに思っている夫たち。
実際はカード払いで計画的にきちんと支払って、遅れた事がない人が1番信用される社会だ。現金だとその事実は支払った相手しか知らない。でもカードなら実績としてデーターで残るから、第三者からも信用を得られるという仕組みを理解できないらしい。
キャッシュレス化で若者はみんな借金まみれになる!と豪語する義姉。そんな教師に教えられている専門学校生はどう育つ?正しく理解し、今後進むキャッシュレス化の中で正しく使う方法・生活を教えるのが役目ではないのか?
娘が楽しんでいる動画やテレビも頭から「何が面白いのか分からない」と否定する。
私も「う~ん、これは好みじゃないかも」とは言うが、それはあくまで自分の好みとして言っている。だから娘に「なんで?」と聞かれれば、アニメなら「こういう絵のタッチは苦手だから」とか動画なら「子どもの頃に見ていたテレビに似ているから、新鮮さに欠けるかな?でも〇〇には新鮮なのかもね」
そんな風に答える。
とにかく受け入れられない新しいものは否定し、自分たちが正しい考え方だと信じて疑わないのだ。
先入観が強く差別的な発言も多い
まずは見た目を重視する様だ。

テレビを見ていても髪が長い、メイクしている男性を見れば「女の子みたい」と言う。
アニメ声とでもいうのか、あのちゃんみたいなしゃべり方をしていれば
「絶対に普段はこんな風に話してないな、これが自分で可愛いと思ってやっているタイプ」と決めつける。
夫は娘に
「〇〇人と結婚したい!って言ったら縁を切る」と言われたらしい。何故か聞いたら
「〇〇みたいな国で教育を受けた人間はろくな奴がいない」からだそうだ。
コメンテーターなどで派手な髪色の教授が出ていれば
「こんな見た目の人が言っても信用出来るわけないわ」となる。
髪色が信用度と関係あるのか?と思うが、夫たちには重要なポイントらしい。
それでも自分は差別主義ではないと思っている人が多いとも感じる。
持っている情報がそもそも古い
情報のアップデートをしていないので、そもそもの情報が古い事が多い。
そしてこれまた自分が正しいと思っているのがよくない。
義母や義姉で新しい情報は芸能人の話題くらい。夫は仕事にも関係してくるから政治や世界情勢くらい。
特に感じたのは娘の体調が悪くなった時だ。
発熱したら、「とにかく汗をかかせるためにいっぱい布団をかけろ」と全員から言われた。
いつの時代の対処方なんだ?
実際に夫や義姉は自分が発熱すると、めちゃくちゃ着込んで汗だくになっては着替えている。着替えるのは間違いないが、熱いのに無理して着込めば熱も上がるし、汗がひく時に寒気もするだろう。そりゃ、なかなか熱が下がらないのもうなずける。
義姉が介護系の教師をやっているのもあり、夫も私の事より義姉を信じる。
流石に娘の時に着込ませて布団も…と言われた時に、ネットで医師がそのやり方は間違っていると説明しているものをいくつか見せて、夫には一応理解してもらった。
それと義姉はすぐに「病院行って、抗生物質もらってきて」と言う。

抗生物質は細菌に効果があるもので、ウイルス性の風邪などには意味が無いどころか、子どもに乱用すれば害になるのに。
どこで知識が止まっているのか?
抗生物質を出してくれない病院はダメだとまで言う。むしろ良い病院なのに・・・
日々の生活にもその行動は見られる
日常の小さな行動でも分かる事がある。
例えばだが、洗剤の使用量。
今時の洗剤は少量で十分なのだが、昔のクセが抜けないのか、少量で大丈夫と思えないのか、とにかく大量に使用する。
食器洗いならスポンジに3往復くらい、つけ置きする鍋にもグルっと3回し。
シンクが泡だらけになる。
ちなみに食洗器はあるが、義姉は未だに使い方を覚えず使わない。

洗濯も液体や粉だと洗濯物の量は関係なく、洗濯機に入れられるMax量を入れる。
最近、義姉の要望で消臭ビーズを入れるのだが、4カ月分!とうたう詰め替え用が1か月持たない!ビーズタイプは洗濯槽に直接入れるので、キャップに山盛り1杯入れているのだろう。
日常で使うものも進化しているのだが、使用する側が進化していないと意味がない。
皆さんの中にも「洗剤の減りが早いな~」と感じている人はいるのではないか?
それはアップデート出来ていない人がいるからでは?
すぐに人に頼る

出来ない事を年齢のせいにし、新しいことは否定するが、出来ない事はすぐに人に頼る。
だから出来るようにならないし、アップデートもされない。
娘には「自分で調べろ」「自分でやれ」と言うが、自分たちはすぐに私に聞くし頼る。
「タクシー呼んで」「宅配便を出したい」「〇〇って何か調べて」・・・・・
やろうと努力したけど理解出来なかった、無理だった、というなら納得できる。
やろうとしないどころか否定までしているのに、自分が知りたい・やりたい・欲しい事(もの)があれば私を頼ってくる。
結果的にネットショップもキャッシュレスも私を通じて利用しているという認識がない。
私も拒否すればいいのだろうが、不機嫌になられる方が面倒なのでやった方が早いのだ。
教えるのもいいが、その間にまた年齢を言い訳にされるし、真剣にやろうという気持ちが無い人に教えても無駄。
誰かが何とかしてくれる!と思っている人はアップデートしないのだろう。
誰かが何とかしてくれている、という事に気付いていない…ある意味、幸せな生活をしている人たちとも言える。
まとめ
夫たちへの愚痴になった感もあるが(^-^;
アップデート出来ない人たちは言い変えればアップデートしようとしない人たちなのだ。
自ら学ぶ事を拒否し、他人の意見を否定し、自分が正しいと思って生きているから、変える必要を感じていない。
良くも悪くも鈍感力は高めなのだろう。
確実に周囲に迷惑をかけている事に気付いていないのだから。
高齢者に多いのかもしれないが、中年層にも若年層にもいる。
別に若者と同じ行動をすることがアップデートとは思わない。
Z世代と同じ言葉を使うことがアップデートでもない。
全部を知る必要もやる必要もない。
ただ、耳に入った情報・見た出来事などを否定するのではなく、興味を持って受け入れてみる事が大切なのだ。
その上でやってみたい、興味あることにチャレンジしてみる。
インプット(情報などを得る)したら、アウトプット(人に教えたり行動する)する。
小さな日々のチャレンジや発見が自分を成長させ、アップデートしていくことなのだと私は思う。