経験から教えます!

販売、営業経験から学んだ自分に合う基礎化粧品の選び方、教えます!

kazuki

日々、新商品が発売される化粧品…日本のメーカー・海外ブランド・プチプラコスメにここ数年は韓国コスメも流行して選択肢が多過ぎる!

この記事では「これがいい!」という具体的な化粧品をお薦めするわけではなく、情報をどう自分で解釈して自分で選んだらいいのか?を香月の考えで書いていきます。

この商品の有効成分は全て自然のものです!

上の見出しを読んでどう解釈するかがポイント!

全て自然のものなら肌にも良さそう!」と思った方、ちょっと騙されてるかも。もう一度、ゆっくりと読んでみて欲しい。「この商品の有効成分は全て…」という事は有効成分は自然なものを使用しているという意味。極端な例えをするなら、99%水で有効成分が1%しか入っていない化粧水だったとしたら?そう、その1%は自然成分だと謳っている文章。でも嘘は言っていない。有効成分が1%しか入っていなければ当然、安価になるから「全て自然派なのに安い」と勘違いして購入し、あんまり効果ないな…なんて結果にもなりかねない。化粧品を選ぶにも文章の読解力が必要という事になる。

エステの化粧品販売していた時にお客様と話していて思った事がある。その店の基礎化粧品も自然派で無添加だったが、美容液は薄い紫で少し香りもあった。それに対して「えっ?においするし自然派なのに色ついてません?」と問われる事が多かった。そこで「ミカンの果汁ってオレンジ色で柑橘の香りがしませんか?」と問い返す。そうすると自分の思い込みに気づく方が多い。自然派といわれる基礎化粧品に透明、もしくは半透明で無臭のものが多いのもおかしいのだ。もちろん自然のものでも透明だったり無臭のものもあるだろうが、大抵のものには色がありにおいもあるのだ。それを有効成分として多く使えば自然とそのものの色やにおいがあって当たり前。

企業努力、化学の力で色を透明にし無臭にすることは可能なのだろうし、苦手なにおいの化粧品は使用しないだろうから、出来る限り無臭に近づけるのはありだろう。ただ多くの方が無色透明・無臭なものが何となく肌に良いと思いこんでいるからではないか?とも考えられる。

まず第一に広告などの言葉をよく理解し、自分で解釈する事が大切だと思う。そして色やにおい、入れ物のイメージにとらわれずに成分表を確認する事。もちろん全ての成分が何なのか理解出来るわけはないが、もし肌がかぶれてしまった時、逆にとても効果が見られた時にどの成分か推測する術はある。最初は分からなくても試供品だったり宿泊先のアメニティ、友人に借りた、他のものに変えた…そんな時にまたかぶれたり高い効果を感じたら、どちらにも入っていた成分を確認すればいい。

その成分が自分にとって避けるべきものであり、必要なものなのだと分かる。

ちなみに私は「香料」で3回かぶれた経験があるので、無香料であることが必須。

自然派・動物成分・人工的成分どれがいいの?

お客様うけがよく主流なのは自然派な印象はあるが、皆さんはどう思っているのだろう?これはエステではなく新聞の広告代理店で働いていた時の経験から思うこと。

私は主に美容や健康食品に関わる店舗や企業に営業をし、OKを頂いたところの取材、原稿まで書いていたことがある。そこで色んなオーナーなどの話を聞いていて、おもしろいな~と感じた事がある。

自然派成分をうりにしているところはもちろん「人間の肌には自然なものが1番いい」と言う。でも動物由来…例えばスクワラン(鮫から)をうりにしているところの方は「人間は動物なんだから動物由来がなじむし効果があるのよ」と言う。また人工的に研究して出来た成分をうりにしていれば「自然のものも動物由来も肌の表面にしか効果ないが化学的に研究して生み出された成分は肌に浸透するんだ」と言う。

さあ、どれが正解なのか?と思うが、これに関しては正解は分からないと私は思った。例えば自然派は肌に安全!と思う方は多いが、アレルギーの原因の多くは植物だし、これは動物由来にも言える事だと。それ以外にも金属アレルギー・ゴムアレルギーなどもあるから、全ての物質に関して合う合わないがあって、その時の年齢や体調でも変化していくものでもある。

そう思うとどれが人間の肌に良いのか?という問いに正解はないと考えられる。

それぞれ使用してみて使用感、香り、効果を自分で実感するしかない。私で言えば、正直どの成分でも違いは分からなかった。(笑)色々な経験から基礎化粧品に絶大な効果は期待していないので、使用感重視・無香料で選んでいる。乾燥肌なのでしっとり系だけどベタベタするのは苦手なので乳液は嫌い、面倒くさがりなのでオールインワンにたどり着いた。乾燥肌だけどオイリーだからクリーム状よりジェル状で、使用した時に保水力を実感したものかな。

化粧品の効果と値段は比例するのか?

これに関してはどちらとも言えない、というのが正直な感想。

有効成分がたくさん入っていれば値段も高くなるから正しいと言える。しかし、同じ内容でも入れ物や宣伝をどれだけしているか、売り方で値段は変わってくるので間違っているとも言える。

容器は見た目で分かるから、見るからに高価な容器なら値段も高くなる事が予想出来る。あとはCMや雑誌の広告でよく見かけるメーカー・ブランドはその宣伝費が価格に乗っていると考える。貰えて嬉しいかもしれないが「無料の試供品」を配っているところが私はあまり好きではない。肌トラブルを起こしやすい方に試供品は必須かと思うが無料で配った分は、購入者の負担になっているのだと思うと何となく腹立たしい。それなら原価ギリギリで1週間分くらいのトライアルを販売すればよい。シャンプートリートメントで1回分100円とかで売っているのを見かけるが、あれでも良いと思う。試供品で分かるのは使用感とトラブルが起きないか?の確認くらい。

効果に関して言えば、肌のターンオーバー(新陳代謝)が一周しないと分からないし、これは若くて約1カ月、年齢と共に長くなっていくから私だったら2カ月くらいは様子みないと。(笑)

気は心!という言葉もある通り、「効果ありそう!」とワクワクして使用した方が良い結果は出ると思うので、好みの容器だったりブランド名がワクワクの源になるなら、それもありかと思っている。高い方が肌に効果ありそう!と思うならそれもあり。自分で購入出来る金額の中からワクワクしそうな商品を選ぶのは良いと思う。毎日使用するものだから、容器が可愛いというだけで気分があがるのはいい事だ。

因みに私はソコは関係ないので、薬局で無香料のものからテスターがあるもので使用感を試して選んでいる。気は心!という観点から言えば「製薬会社」が出しているものに何となく惹かれる。(笑)病気に効果あるものを生み出しているなら、その考えで化粧品も研究している気がするし、値段もお手頃なのが多いので。容器が素敵だと使い思った後に捨てがたくなるのも嫌なので、容赦なく捨てられるシンプルなのも良い。

まとめ

人それぞれ肌の状態も好みも違えば、マメなのか面倒くさがりなのかも違う。自分に合った基礎化粧品を選ぶにあたって、少しでも参考になれば…と思う。

肌の手入れは毎日していくものだから、続けられるものがベター。高価なものを無理して使用し、他を我慢したりお財布事情で悩みストレスになるなら逆効果。自分の財政状況に合った価格帯の中から、使用感や容器、成分などを考えて続けていけるものを選ぶのが良いと思う。手順を踏んで色々と使う事で効果ありそう!と毎日、楽しくお手入れ出来る方は化粧水・乳液・美容液…と色々使用するのが良いし、私みたいな面倒くさがりは1つでOK!でないと続かない。(^-^;

大好きな女優さん、憧れのタレントが宣伝しているから…という理由もありだが、その方の年齢と自分が近いかだけは考えて欲しい。40代50代の女優さんを起用しているCM商品は化粧品の対象年齢もそれくらいだから。それを20代の方が使用した場合、せっかく持っている肌の力が衰えてしまう可能性大!自力で肌が生成してくれるコラーゲンやら何やら、化粧品でたっぷり与えてしまうと肌は怠けて作らなくなっていくと私は考える。これはエステで沢山の方の肌を見た感想。

有効成分がどれだけ入っているか分からない事が多いが、上記に書いた事から推測してみる事は出来る。似たような成分で内容量が同じ、値段が一緒の場合はどう推測するか?まず容器はどっちが高そうか?宣伝はしているのを見た事があるか?もし1つはシンプル容器で宣伝もほぼしていない、もう1つは可愛い容器で女優さんがCMしている…となれば、どっちが中身にお金をかけているか分かるはず。

あくまで私の考えだけど、参考になれば幸いですm(__)m

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ABOUT ME
香月
香月
50代主婦
服飾の専門学校を出たあとアパレル業界で頑張っていたが、一度目の結婚が大失敗!体壊すわ借金背負うわで、その後、色んな仕事を経験。 お陰で大抵の事は一人で対処出来る冷静で可愛げのない女に。(笑) 二度目の結婚をして約15年、まぁまぁ平和な日々を過ごしている。 自由になる時間も出来てきたので、ブログを始めよう!と思ったwordpress初心者(*- -)(*_ _)
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